「RIZIN DECADE」(31日、さいたまスーパーアリーナ) YA-MANは、カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)に判定0-3で敗れた。スタンドでは壮絶な打撃戦で優位に立つ場面もあったが、途中からテイクダウン狙いに切り替えてきた相…

 「RIZIN DECADE」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 YA-MANは、カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)に判定0-3で敗れた。スタンドでは壮絶な打撃戦で優位に立つ場面もあったが、途中からテイクダウン狙いに切り替えてきた相手を打開できず、惜敗。「いや~これが総合格闘技っすね。難しいっすねもっと練習します。打撃面では最初から負けないと思っていたが、総合力で負けた。やっぱ相手の方が上手だった」と唇を噛んだ。

 試合後の会見では傷だらけの顔面をゆがめながら左脇腹を押さえたが、質問を受けると「試合の2週間前くらいに練習で折れちゃって。めちゃくちゃ痛い」と告白。欠場も考えたといい、「肋軟骨と軟骨がズレちゃって、めちゃくちゃ痛くて。(負傷して)最初の3日間くらいはマジでどうしようと思っていたが、先生がPRP注射とか手を尽くしてくれて、仕上げてこられた。1年に2回もけがで欠場できない」と明かしたが、「それがなくても今回の結果は変わらなかったと思う」と言い訳にはしなかった。

 意中の女性であるお気に入りのキャバクラ嬢・にじほも会場で観戦しており、「普段歓声は聞こえないが、にじほの声だけは聞こえていた。勝っていたら最高だったけど…」とYA-MAN。試合後に「年越しそばを一緒に食べよう」とメッセージが届いていたというものの、気づいたのは30分経過後。「(会場に)まだいる?って聞いたら、もう帰ったと。チャンスを逃して、もう実家にいると思う」と、黒星に続く“二重苦”に苦笑いするしかなかった。