「RIZIN DECADE」(31日、さいたまスーパーアリーナ) RIZINフェザー級王座戦が行われ、挑戦者の元王者クレベル・コイケ(35)が王者鈴木千裕(25)を判定3-0で下し、王座奪還に成功した。 試合は1回序盤から鈴木から果敢にカ…
「RIZIN DECADE」(31日、さいたまスーパーアリーナ)
RIZINフェザー級王座戦が行われ、挑戦者の元王者クレベル・コイケ(35)が王者鈴木千裕(25)を判定3-0で下し、王座奪還に成功した。
試合は1回序盤から鈴木から果敢にカーフキックを繰り出していった。クレベルはタックルにいったが、鈴木は冷静に切って対処した。しかし、中盤にクレベルがタックル成功からグラウンド戦に。劣勢の中でも鈴木はもがき、極めさせず。終盤は寝ながらのかかと落としを見舞っていった。2回は序盤からクレベルが組み付いていく展開。ほぼ5分間まるまる苦しい状況に陥ったが、鈴木がなんとか耐えぬいた。
3回は鈴木が上から打撃を繰り出し、クレベルは大流血。しかし鬼の形相のクレベルが最後はパウンドから滅多打ち。それでも鈴木は耐え凌いだが、判定でクレベルに軍配が上がった。
ベルトを取り戻したクレベルは男泣きした。勝利者インタビューでは「1、2、3、ボペガー!」と、絶叫した。
試合は24年中に始まり、3回を迎える時に25年の新年を迎える、異例の年越し戦となった。