<全国高校サッカー選手権:矢板中央2-1日章学園>◇2回戦◇31日◇フクアリ令和の半端ない伝説が終わった。英1部・サウサンプトン内定でU-19日本代表FW高岡伶颯(れんと)主将(3年)を擁する日章学園(宮崎)は、高岡の今大会4得点目も矢板中…

<全国高校サッカー選手権:矢板中央2-1日章学園>◇2回戦◇31日◇フクアリ

令和の半端ない伝説が終わった。英1部・サウサンプトン内定でU-19日本代表FW高岡伶颯(れんと)主将(3年)を擁する日章学園(宮崎)は、高岡の今大会4得点目も矢板中央(栃木)に競り負けた。7本のシュートを放ち、味方に何度もラストパスを送ったが、1点止まりで「自分の実力不足。コンセプトにしてきたぶっちぎる力を出せなかった」と振り返った。

相手の堅守「赤い壁」に臆することなく足を振った。「いい守備ですが、矢板の壁と言っても、自分にかかれば普通に点は取れますので」。その言葉通り、前半25分、高岡らしい1タッチゴールで2戦連発。高校3年間に「120%、後悔せずにやってこれた。スムーズに次のステージに行ける」ときっぱり。次の舞台はプレミアリーグ。「自分の泥臭さ、野心は絶対に忘れずに、自分が決めて勝つという意思を持ち続けないといけない」。半端ない伝説の第2章が始まる。【岩田千代巳】