全日本実業団(ニューイヤー)駅伝(2025年1月1日)の出場を逃したコニカミノルタが31日、神奈川・平塚市の東海大湘南キャンパス陸上競技場で行われた東海大長距離競技会5000メートルに出場した。13分53秒27で全体トップを取ったキャプテ…

 全日本実業団(ニューイヤー)駅伝(2025年1月1日)の出場を逃したコニカミノルタが31日、神奈川・平塚市の東海大湘南キャンパス陸上競技場で行われた東海大長距離競技会5000メートルに出場した。13分53秒27で全体トップを取ったキャプテンの米満怜(26)は、まずまずの走りを見せた一方で、米満と13分56秒72で全体2位だったジェームス・ムオキ(24)以外の4選手は14分30秒をオーバー、3選手は棄権するなど厳しい結果となった。

 コニカミノルタは、ニューイヤー駅伝で2001~8年の8回のうち、6回も優勝し「21世紀の駅伝王者」と呼ばれたが、近年は低迷が続く。2024年1月のニューイヤー駅伝は27位。さらに2024年11月の東日本実業団駅伝では11位に終わり、10枠の出場権を獲得できず、ニューイヤー駅伝の連続出場は39で止まった。宇賀地強監督(37)は「元日にニューイヤー駅伝がないというのはチーム全員が初めての経験です。きょうの競技会で現状を知ることができました」と冷静に話した。大みそか競技会からニューイヤー駅伝へ。地道に復活を目指していく。