「ゴールドカップ・デイリースポーツ杯」(31日、戸田) 12Rで優勝戦が行われ、地元の青木蓮(24)=埼玉・129期・B1=が、2コースからジカまくりを決めて、今年6月の当地一般戦以来、通算2回目の優勝を果たした。2着は1号艇の赤岩善生(…

 「ゴールドカップ・デイリースポーツ杯」(31日、戸田)

 12Rで優勝戦が行われ、地元の青木蓮(24)=埼玉・129期・B1=が、2コースからジカまくりを決めて、今年6月の当地一般戦以来、通算2回目の優勝を果たした。2着は1号艇の赤岩善生(愛知)、3着には5号艇の外崎悟(埼玉)が入った。

 狙っていた「まくり」を鮮やかに決めた。スタートはじっくりとイン赤岩に付け、掛かりと出足の良さを生かして1号艇の上を突き抜けた。「うれしい。自分好みのターン、好きなツケマイで魅せるレースができました」と白い歯を見せた。

 初日初戦で5着と大敗したが、調整をやり直して後半から5連勝と文句なしの優勝だ。「初日の前半はゾーンを外していた。反省して巻き返せて良かった」と今節は調整力の成長も見せた。

 来年は戸田のフレッシュルーキーとして売り出す。「A1は必須ですし、優勝を重ねてSG・ダービーに出るのが目標」と夢は大きい。休む間もなく、年明け3日からは地元の一般戦に出場する。掉尾(とうび)を見事に飾った青木が新春早々から存在感を見せつける。