◆第103回全国高校サッカー選手権▽2回戦 青森山田(青森)―高川学園(山口)(31日・NACK5スタジアム大宮) 高川学園が前回王者の青森山田に対し、“秘技”で先制点を奪った。0―0の後半7分、この試合初のCKを獲得すると、ゴール前では4…
◆第103回全国高校サッカー選手権▽2回戦 青森山田(青森)―高川学園(山口)(31日・NACK5スタジアム大宮)
高川学園が前回王者の青森山田に対し、“秘技”で先制点を奪った。0―0の後半7分、この試合初のCKを獲得すると、ゴール前では4人が手をつなぎ、ぐるぐると回り始めた。「トルメンタ」(スペイン語で嵐の意味)と名付けたトリックプレーだ。マークを混乱させる工夫で、相手の目を釘付けにすると、キックの瞬間にばらけてショートコーナーを選択。これをDF柿本陽佑(3年)がゴール前に入れると、これがポストに当たってこぼれ球に。最後はFW大森風牙(2年)が押し込み、高川学園が先制した。高川学園は21年度にもトルメンタで話題を集め、準決勝に進出。しかし青森山田には0―6と大敗していた。