スポーツ報知のカメラマンが2024年に激写した数多くの写真から“年イチ”のベストショットを紹介する。パリ五輪男子バスケットボールを取材した岩田大補記者には、惜しくも紙面掲載がならなかった会心の一枚があった。* * * * * * * 7月…
スポーツ報知のカメラマンが2024年に激写した数多くの写真から“年イチ”のベストショットを紹介する。パリ五輪男子バスケットボールを取材した岩田大補記者には、惜しくも紙面掲載がならなかった会心の一枚があった。
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7月30日に行われたパリ五輪バスケットボール男子の日本―フランス戦。渡辺飛勇が第4クオーター残り1分30秒でスーパーブロックを見せた。
78―77と1点をリードした場面で、NBAでも活躍する身長216センチのルディ・ゴベアのダンクシュートを見事にブロック。写真の後方では、その後同点のバスケットカウント3点シュートを決めるストラゼルが、ゴベアのダンクが決まったものと信じ、両手を挙げて喜んでいる。
手に汗握る緊迫の激戦だったが、日本は延長戦の末、90―94で敗れた。もしも日本が勝っていれば、大会初勝利を報じる紙面には、このブロックの場面が採用されていたのではと思う。(編集センター・岩田 大補)