サバシア氏は90.5%、ワグナー氏86.5%…4人が当選ラインを突破 2025年の米野球殿堂入りの候補者となっているイチロー氏は、史上2度目の満票選出に注目が集まっている。MLB公式サイトなども活用するトラッキングサイト「Ba…
サバシア氏は90.5%、ワグナー氏86.5%…4人が当選ラインを突破
2025年の米野球殿堂入りの候補者となっているイチロー氏は、史上2度目の満票選出に注目が集まっている。MLB公式サイトなども活用するトラッキングサイト「Baseball Hall of Fame Vote Tracker」では、投票結果が公開されており、30日(日本時間31日)時点でイチロー氏は“得票率100%”と維持。史上2人目の偉業も見えている。
米野球殿堂入りは、メジャーで10年以上プレーした選手が引退から5年で資格を得る。全米野球記者協会に10年以上連続で所属する記者による投票で決定。有資格者から最大10人まで投票でき、全投票数の75%以上を集めると殿堂入りとなる。
30日(同31日)時点で74票の詳細が公開されており、イチロー氏は74票全て投じられている。全体の開票率は19.1%で、投票総数は最終的には388票となると見込まれている。イチロー氏に関しての争点は、殿堂入りの有無ではなく、満票か否か。2019年のマリアノ・リベラ氏に次ぐ史上2人目の快挙が期待されている。一方でデレク・ジーター氏が1票、ケン・グリフィーJr.氏は3票足りずに栄誉を逃しており、満票選出となれば野手史上初となる。
イチロー氏以外に殿堂入りラインをクリアしているのは、イチロー氏と同じ2001年にメジャーデビューし、通算251勝をあげたCC・サバシア氏(90.5%)、通算422セーブ左腕のビリー・ワグナー氏(86.5%)、通算435本塁打&312盗塁のカルロス・ベルトラン氏(78.4%)。楽天でも活躍したアンドリュー・ジョーンズ氏は惜しくも68.9%と届いていない。投票は31日(同2025年1月1日)に締め切られる。(Full-Count編集部)