【奈良】第104回全国高校ラグビー大会の2回戦が30日、大阪府の東大阪市花園ラグビー場であり、天理は昌平(埼玉)に36―8で勝利した。次戦は1月1日、常翔学園(大阪第3)と戦う。 天理は前半3分、安川和志(3年)のペナルティーゴールで先制…

 【奈良】第104回全国高校ラグビー大会の2回戦が30日、大阪府の東大阪市花園ラグビー場であり、天理は昌平(埼玉)に36―8で勝利した。次戦は1月1日、常翔学園(大阪第3)と戦う。

 天理は前半3分、安川和志(3年)のペナルティーゴールで先制すると、7分には中央のラックからパスをつないで平岩悠三(3年)がトライ。その後、昌平にトライを奪われたが、前半を17―8とリードして折り返した。

 ハーフタイムで内田旬主将(3年)は「相手の陣地でプレッシャーをかけることを意識しよう」とチームメートに呼びかけたという。「フォワードの見せどころや!」と、チームを鼓舞するかけ声も飛び交う中、平岩がさらに2トライを決める活躍もあり、引き離した。

 内田主将は「相手のゴール前に居座ることを意識して、冷静にプレーできたのが良かった。次戦も刺さるようなタックルで相手の攻撃を止めて、勝ちにいきたい」と意気込む。王子拓也ヘッドコーチは「(次戦の常翔学園は)伝統校で、一人ひとりの力が強い。しっかりと準備をして臨みたい」と話した。(佐藤道隆)