<プレミアリーグ:マンチェスターU0-2ニューカッスル>◇30日(日本時間31日)◇第19節◇マンチェスター14位と低迷するマンチェスター・ユナイテッドが、ホーム3連敗を喫した。ニューカッスルに0-2と完敗。BBCによると、1962-63年…

<プレミアリーグ:マンチェスターU0-2ニューカッスル>◇30日(日本時間31日)◇第19節◇マンチェスター

14位と低迷するマンチェスター・ユナイテッドが、ホーム3連敗を喫した。ニューカッスルに0-2と完敗。BBCによると、1962-63年シーズン以来、62年ぶり2度目となる記録的屈辱を味わった。

立ち上がりから不安定だった。前半4分、ニューカッスル左DFホールのクロスボールから、売り出し中のFWイサクに打点の高いヘディングシュートをたたき込まれた。イサクの今季12点目となるゴールで、あえなく先制点を奪われた。

さらに前半19分、再び左クロスボールからMFウェリントンにも頭で押し込まれた。

前半30分には左からイサクに豪快に右足シュートを決められたが、ここはオフサイドでノーゴール。さらに前半32分にはゴール前で連続してパスをつながれ、MFトナリにフリーで打たれたが、ここもゴールポスト直撃によって救われた。DF陣の対応の甘さが目立ち、やられ放題だった。

前半33分にFWザークツィーを下げてMFメイヌーを入れるなど、アモリム監督は早々に打開策を打った。直後にFWホイルンドが左から決定機を迎えたが、シュートはゴール右にわずかに外れた。相手をつかみきれないルーズな守り、チャンスをモノにできない前半の攻防が、そのまま試合の大勢を決めた。

後半はメイヌーが攻守の軸となって一転して攻勢をかけた。同14分にDFマグワイアのヘディングシュートはゴール左ポストを叩くなど多くの好機を作った。それだけに、立ち上がりの試合の入り方が惜しまれた。

今季前半戦となる19試合を終え、14位のマンチェスターUは勝ち点22(6勝4分け9敗)で、降格圏の18位イプスウィッチとは勝ち点7差と安心できない。