オリックス・岸田護監督(43)が30日、来季から野手キャプテンを務める頓宮裕真捕手(28)にポイントゲッターとしての役割を求めた。 リーグ3連覇を果たした23年は打率.307で首位打者のタイトルを獲得したが、開幕4番スタートだった今年は打…

 オリックス・岸田護監督(43)が30日、来季から野手キャプテンを務める頓宮裕真捕手(28)にポイントゲッターとしての役割を求めた。

 リーグ3連覇を果たした23年は打率.307で首位打者のタイトルを獲得したが、開幕4番スタートだった今年は打率.197、7本塁打、30打点と不振にあえいだ。岸田監督は来季の巻き返しに期待し、「長距離を打てるバッター。タイトルも取りましたから、チャンスでかえしてくれるバッターであってほしい」と打棒復活を願った。

 当初、岸田監督は主将制を敷かない考えだったが、頓宮自ら野手キャプテン就任に手を挙げた。「やる気になっていると思いますよ。自分にプレッシャーをかける意味でやっているでしょうし」。2年ぶりの覇権奪回に頓宮の打力は必要。プレーと行動でチームを引っ張る存在となる。