<KNOCK OUT:K.O CLIMAX 2024大会>◇30日◇神奈川・横浜武道館立ち技打撃格闘技KNOCK OUT(ノックアウト)のビッグマッチ「K.O CLIMAX 2024」が横浜武道館で開催され、第10試合のKNOCK OUT-…
<KNOCK OUT:K.O CLIMAX 2024大会>◇30日◇神奈川・横浜武道館
立ち技打撃格闘技KNOCK OUT(ノックアウト)のビッグマッチ「K.O CLIMAX 2024」が横浜武道館で開催され、第10試合のKNOCK OUT-UNLIMITED(アンリミテッドルール=立った状態でも寝た状態でもヒジ、ヒザを含めた打撃が認められる、MMAから関節技、絞め技、寝技を省いた究極の打撃格闘技ルール)-61・5キロ契約3分3R延長1Rで「KNOCK OUT対RIZIN」の“団体対抗戦”とも言える一戦が行われた。
KNOCK OUT-REDライト級(-62・5キロ)王者・重森陽太(29=クロスポイント吉祥寺)と、RIZIN戦士の倉本一真(38=リバーサルジム新宿MeWe/MAJESTIC)が対戦。倉本は1R、しがみつく重森をそのまま後方に投げて頭部からマットにたたきつけ、2Rにはバックマウントを取ってパウンドを連打。2R2分43秒TKO勝ちした。
倉本は試合後「(重森は)打撃が強いのはもちろん分かってたんで、そこには付き合わずにやろうと思って。もうちょっと打撃で来るかなと思ったんですけど、やっぱり組みを警戒してましたね」と振り返った。後方への投げについては「もしかしたら、もう終わってるんじゃないかなと思いました。失神してるんじゃないかと」と笑顔を見せ、アンリミテッドルールでの継続参戦も希望した。
この日は同じルールでバズーカ巧樹(28=菅原道場)がK-1の大沢文也(33=ザウルスプロモーション)に、栗秋祥梧(29=クロスポイント吉祥寺)は元LFAフライ級王者カルロス・モタ(29=ブラジル)にそれぞれ敗れ、アンリミテッドルールではKNOCK OUT勢は3戦3敗に終わった。