<全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)>◇30日◇富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場(7区間43・4キロ)立命館大が2時間21分09秒の大会新記録で7年ぶり6度目の優勝を果たした。10月の全日本大学女子駅伝とあわせ、学生女…

<全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)>◇30日◇富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場(7区間43・4キロ)

立命館大が2時間21分09秒の大会新記録で7年ぶり6度目の優勝を果たした。10月の全日本大学女子駅伝とあわせ、学生女子駅伝2冠を達成。4区間で区間賞を獲得した。

選手のコメントは以下の通り。

1区・太田咲雪(2年)「ライバル校と少しでも差を開けて、次の灯さんに渡そうっていう気持ちで。去年とは違って今年は積極的な走りを心がけた。あまり差は開けられなかったけど、後続の選手にすごく助けてもらった」

2区・村松灯(4年)「優勝できてすごくうれしい。優勝をずっと目指してきたが、今年はより優勝への強い思いを持って取り組んできた。全員が絶対勝てると思って富士山に挑めたことが、本当に今年はよかった」

3区・森安桃風(1年=区間賞)「できるだけ差を作りたい気持ちで、前だけを見て走った。率直にうれしい。このチームで優勝をつかみとれてうれしい」

4区・山本釉未(1年=区間賞)「4回生のキャプテンの灯さんを胴上げできた。夢の舞台で表彰台に立って、インタビューを受けているのが夢のようにうれしい。皆さんがタスキをつないでくれて、競争する中でしっかり走り切ることができた。本当に感謝の気持ちでいっぱい」

5区・土屋舞琴(3年)「今年を締めくくる大会で優勝で終われたのはすごくうれしい。後ろの呼吸も聞こえてきたので、相手を気にせず自分のペースを刻むこと、前を走る大東大に離されないようにリズムを刻んで走った」

6区・福永楓花(4年=区間賞)「区間記録はすごく意識していたわけではない。聞いてびっくりしている。前だけしか見ていなくて、コーチから『中地に1秒でもプレゼントしてあげて』と言われていた。自分が絶対に稼いでやると意識して走った」

7区・中地こころ(4年=区間賞)「走っていて、絶え間なく立命館を応援してくれる方がいて、きついときの背中を押してくれた。(ゴールのポーズは)全然考えてなかったけど、1番を目指してきたのでそのポーズが出た。どんなときでも灯が先頭を走り続けてくれて、最高のキャプテンと過ごせて、本当に幸せな大学の4年だった」