〈全国高校ラグビー大会:京都工学院15-7中部大春日丘〉◇2回戦◇30日◇大阪・花園ラグビー場Bシード中部大春日丘(愛知)が、京都工学院に敗れた。前半は0-0、後半に入って先制を許すも、トライで逆転。緊張感あふれる展開となった。再び逆転を許…

〈全国高校ラグビー大会:京都工学院15-7中部大春日丘〉◇2回戦◇30日◇大阪・花園ラグビー場

Bシード中部大春日丘(愛知)が、京都工学院に敗れた。

前半は0-0、後半に入って先制を許すも、トライで逆転。緊張感あふれる展開となった。再び逆転を許した後、相手ゴールラインまで押し込んだが、グランディングできず。追加点を奪われ、初戦で力尽きた。

主将のプロップ川島大虎(3年)は「すごい悔しいっす」と第一声。「自分がずっと1年間キャプテンやってきたんですけど、最後、ずっと体張り続けられなくて」と涙を流した。

京都工学院を見据えた攻撃を準備してきたが、「自分たちの準備してきたアタックに持っていけなかった。練習でできてもグラウンドでできないと勝てないんで、それが結果になったと思います。工学院さんはすごいうまくて、自分たちが用意したことにも対応された」。練度が足りず、相手に対応されたことを悔やんだ。

「FWの圧力を感じましたし、アタックの部分でショートゲインでフォワードがつないでバックスで取られた。そこはリスペクト、持ってます」と相手をたたえた。

チームは2年生が主体だったが、それを言い訳にはしなかった。「まずは自分たちが練習してきたことを理解するのはもちろん、ゲームで体現できないと意味がない。来年はできるように頑張ってほしい」と後輩に夢を託した。【阪口孝志】