「RIZIN DECADE」(31日、さいたまスーパーアリーナ) RIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(35)=ブラジル=に挑戦する前RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフ(32)=アゼルバイジャン=が29日、都内で行わ…

 「RIZIN DECADE」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 RIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(35)=ブラジル=に挑戦する前RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフ(32)=アゼルバイジャン=が29日、都内で行われた個別記者会見に出席した。

 2階級制覇を目指して出陣するケラモフは「対戦相手がOKなら誰とでも戦う用意があると前から言ってる。自分の実力を試したかったから、ライト級でも戦いたいという気持ちで挑んだ。肉体的な準備、パワーを強化してきた。筋量はたぶん増えていると思う。その成果が出ると思う」と階級差の克服に自信。

 「(サトシ戦の)戦術はずいぶん前から立てていたので何も恐れることなく向かっていきたい。準備万端整っている。実力を発揮して勝利を収めたい。チャンスがあれば早くフィニッシュしたい」と、早期決着も視野に入れた。

 ライト級に関しては「71キロに関しては今回限り。ベルトを取ったとしても。次回からは66キロに戻りたいと思う」と話したが、その後に補足。「チャンピオンベルトを獲得したら、66キロのタイトルに挑戦したい。そこで勝てば、71キロの防衛戦を行いたい」と、同時2階級王者として活動するという野望をブチ上げた。

 また、同日に行われる、自身から王座を奪った鈴木千裕にクレベル・コイケが挑戦するRIZINフェザー級タイトルマッチについて「スタンディングが続けばおそらく鈴木、グラウンドに持ち込まれたらクレベルと想像している」と予想していた。