判明している60票の内訳…イチローを外した記者はゼロ 2025年の米野球殿堂入りの候補者となっているイチロー氏は、史上2度目の満票選出に注目が集まっている。MLB公式サイトなども活用するトラッキングサイト「Baseball Hall of …

判明している60票の内訳…イチローを外した記者はゼロ

 2025年の米野球殿堂入りの候補者となっているイチロー氏は、史上2度目の満票選出に注目が集まっている。MLB公式サイトなども活用するトラッキングサイト「Baseball Hall of Fame Vote Tracker」では、60人の投票結果が明らかになっており、28日(日本時間29日)の現時点でイチロー氏だけが得票率100%を維持。投票の締め切りは12月末となっている。

 米野球殿堂入りは、メジャーで10年以上プレーした選手が引退から5年で資格を得る。全米野球記者協会に10年以上連続で所属する記者による投票で決定。有資格者から最大10人まで投票でき、全投票数の75%以上を集めると殿堂入りとなる。

 60票での開票率は15.3%。投票総数は最終的には388票となると見込まれているが、イチロー氏の殿堂入りは確実視されており、満票かどうかに注目が集まっている。

 これまで満票で選出されたのは、2019年のマリアノ・リベラ氏のみ。デレク・ジーター氏は1票、ケン・グリフィーJr.氏は3票足りずに栄誉を逃しており、イチロー氏が満票となれば野手史上初の快挙となる。

 現時点ではCC・サバシア氏が90%、ビリー・ワグナー氏が88.3%、カルロス・ベルトラン氏が選出圏内に浮上して76.7%となっている。結果発表は1月21日(同22日)に「MLBネットワーク」の番組内で結果発表が行われる予定だ。(Full-Count編集部)