「RIZIN DECADE」(31日、さいたまスーパーアリーナ) Breaking Down(BD)で注目を集め、RIZIN初参戦で大相撲の元十両貴賢神(27)=フリー=と対戦するエドポロキング(23)=ルーツ=が29日、都内で開かれた個…

 「RIZIN DECADE」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 Breaking Down(BD)で注目を集め、RIZIN初参戦で大相撲の元十両貴賢神(27)=フリー=と対戦するエドポロキング(23)=ルーツ=が29日、都内で開かれた個別記者会見に出席した。ナイジェリア人の父親と韓国人の母親を持つエドポロキングは身長2メートル4センチで、RIZIN史上最長身となる。

 2日後にRIZINでの初陣を控え、エドポロキングは「だんだん実感も湧いてきて、いよいよやるぞという感じです」と胸をときめかせた。

 2022年にMMAを始め、翌2023年にBD参戦。セネガルでの修行をへて今年5月にRumble#3でプロデビューした。今回のRIZIN初参戦は「計画通りです。去年から来年大みそかに出たいと思っていたので」という。

 試合で右拳を骨折したが、「大みそかとケガの状況があって(試合が)スライドという感じだったので、大みそかで良かったなと。ケガは良くないけど不幸中の幸い。手をケガしてあまり使えない状況が長かったけど、完治してもう万全」と、完調をアピールした。

 貴賢神戦では「やるのは相撲じゃないんで、総合なんで大丈夫です。打撃がうまい選手だと思うけど、僕の方がうまいと思うので、打撃戦でいきたい。それの対策はずっとしてきたので全然大丈夫です、カーフキックも、蹴ってくると思うので。打たれないようにも、フットワークで逃げることもできるし、カットもずっと練習してきたので」と打撃戦を想定。

 試合のテーマを「カマすだけですね。カマします」と設定し、「ヘビー級にはないスピードとスタミナとフットワークを見てもらいたい。ド派手なKO一択ですね。僕が(BDに)出たので、(観客や視聴者は)そういう目(BD出身)で見てると思うが、ここでド派手なKOしたらRIZINファイターとして認められると思う。大歓声に包まれると思います」とKO宣言した。