「Bリーグ、広島94-100宇都宮」(29日、広島サンプラザ) 西地区6位の広島が東地区1位の宇都宮に延長戦の末に敗れた。これで3連敗となり、10勝16敗で年内の戦いを終えた。 試合は広島の4点リードで第4Qに突入。第4Qは3Pシュートの…

 「Bリーグ、広島94-100宇都宮」(29日、広島サンプラザ)

 西地区6位の広島が東地区1位の宇都宮に延長戦の末に敗れた。これで3連敗となり、10勝16敗で年内の戦いを終えた。

 試合は広島の4点リードで第4Qに突入。第4Qは3Pシュートの打ち合いとなり、一進一退の攻防が続くも、試合終了まで残り8秒のところで、宇都宮の日本代表・比江島のシュートが決まって同点に追いつかれた。その後、延長戦はリーグ屈指の強豪である宇都宮の底力を見せつけられて悔しい敗北となった。

 朝山正悟ヘッドコーチは「昨日の敗戦から今日は全員が前を向いて、向き合う中で良いゲームができた。最後、ここをしっかりやり切らなければ、強豪クラブに勝利はつかめないと思っています。年内最後の試合が2連敗となってしまったことが悔しい」と無念の思いをにじませつつも、「ここから勝ち星を増やせるようにやっていきたいです」と前を向いた。

 広島は23-24年のBリーグ年間王者として迎えた今季、昨季限りで現役を引退した朝山正悟を新ヘッドコーチに据えてスタート。10勝16敗で2024年の戦いを終え、西地区6位となっている。