ラグビーのリーグワン第2節、BL東京(旧東芝)―相模原(旧三菱重工相模原)戦のハーフタイムに、アイドルグループの「私立恵比寿中学」がミニライブを行った。BL東京は12月に大手芸能プロダクション「スターダストプロモーション」とタッグを組んで…

 ラグビーのリーグワン第2節、BL東京(旧東芝)―相模原(旧三菱重工相模原)戦のハーフタイムに、アイドルグループの「私立恵比寿中学」がミニライブを行った。BL東京は12月に大手芸能プロダクション「スターダストプロモーション」とタッグを組んでおり、「エビ中」は来年1月5日の神戸戦(味スタ)でもライブを行う。

 それぞれの出席番号を背番号にしたジャージー姿。試合前には、小林歌穂が「ボールデリバリーパーソン」を務めた。ハーフタイムに登場すると、観客席に向かって「ちちんぷい」と「シンガロン・シンガソン」の2曲を披露。試合も観客席で観戦し、後半には途中出場のフロントロー(三上正貴、原田衛、真壁照男)がスクラムを組む際には「三上! 原田! 真壁!」のコールも飛んだ。試合はBL東京が61―8で勝ち、「エビ中」がホーム開幕戦白星に華を添えた。

 BL東京は新たなファン層獲得を狙い、スターダストプロモーションとコラボ。同社がプロモーションするメタバース「スターダストランド」にラグビー界では初めて参入し、インターネット上の仮想空間でラグビーボール型のショップを出店している。ショップは21日からオープンし、試合の告知やチケット購入、グッズの販売などを行っている。BL東京の荒岡義和社長は「組み合わせ自体がユニークで、若い年代の層の(ファン)獲得のための新しいチャレンジ」と語っていた。