第101回箱根駅伝(来年1月2、3日)を主催する関東学生陸上競技連盟は29日、出場21チーム登録選手16人の区間エントリーを発表した。2年連続91回目の出場となる日大は前回3区4位と好走した日本人エース・安藤風羽(ふう、4年)を1区に配置…
第101回箱根駅伝(来年1月2、3日)を主催する関東学生陸上競技連盟は29日、出場21チーム登録選手16人の区間エントリーを発表した。2年連続91回目の出場となる日大は前回3区4位と好走した日本人エース・安藤風羽(ふう、4年)を1区に配置。前回2区を担ったシャドラック・キップケメイ(2年)は2年連続2区に入った。
安藤は自身2回目の箱根駅伝へ着々と準備を整える。今シーズン前半は右太もも裏などにけががあったが、丁寧にトレーニングを重ねていく中で徐々に復調。10月の箱根駅伝予選会はチーム3番手で7位通過に貢献し、12月は1万メートルで28分38秒82の自己ベストをマーク。「今年はけがが多く、自分の中で苦しみましたし悩んだ時期も多かったです。でも今はしっかりと練習が積めているので大丈夫です」と頼もしく話す。
前回、チームを勢いづけた3区の走りは「走る前はすごい緊張していましたが、いざ走り始めてみたら沿道の応援もすごくて、楽しく走ることができました」と自身にとって大切な経験になった。「前回の自分を超えたい」という目標を掲げる2回目の箱根路へ、チームとしてのターゲットは前回の15位を一つでも上回ること。「まずはしっかりとその目標を達成する。再来年以降にシード権を狙えるようなチームにするために、何か一つでもいいからチームに結果を残したい」と自覚十分の言葉を口にした安藤。ラストイヤーを力強く駆ける。
◇日大(前回15位)
1区 安藤 風羽(4年)
2区 シャドラック・キップケメイ(2年)
3区 長沢 辰朗(1年)
4区 高田 真朋(2年)
5区 鈴木 孔士(3年)
6区 山口 月暉(3年)
7区 長谷川豊樹(2年)
8区 大橋 優(4年)
9区 小路 翔琉(3年)
10区 岡田 祐太(4年)
補欠 大仲 竜平(3年)
補欠 菅原 広希(3年)
補欠 冨田 悠晟(3年)
補欠 中沢 星音(3年)〇
補欠 山口 彰太(2年)
補欠 山口 聡太(2年)