浜口との交換トレードでソフトバンクの三森を獲得 悲願のリーグ優勝を目指すDeNAは比較的穏やかな2024年オフだったが、12月23日に浜口遥大投手との交換トレードでソフトバンクの三森大貴内野手を獲得したことを発表した。25歳のユーティリティ…

浜口との交換トレードでソフトバンクの三森を獲得

 悲願のリーグ優勝を目指すDeNAは比較的穏やかな2024年オフだったが、12月23日に浜口遥大投手との交換トレードでソフトバンクの三森大貴内野手を獲得したことを発表した。25歳のユーティリティプレーヤー加入により、状況は一変。内野陣には“大バトル”が勃発しそうだ。

 DeNAの内野陣を見てみると、一塁はタイラー・オースティン内野手、二塁は牧秀悟内野手、三塁は宮崎敏郎内野手がほぼ確実。遊撃も2024年は森敬斗内野手が最多の51試合に先発出場し、ポストシーズンでも存在感を示して一番手と言えるだろう。

 しかしここに三森が加入する。これまで二塁で315試合、一塁で35試合、三塁で3試合、左翼で1試合に出場している万能選手だけに、オプションは増える。打撃もパンチ力があり俊足。近年は休養も増え、2024年は125試合で打率.283と自身5年ぶりに3割を下回った36歳・宮崎の“後釜候補”にもなりそうだ。

 また国内FA権を行使せず複数年契約で残留した京田陽太内野手、守備職人の柴田竜拓内野手、成長株の林琢真内野手、知野直人内野手らはベンチを押し出される可能性も出てくだけに、春季キャンプから枠を巡る熾烈な争いが繰り広げられることになる。

 そのほかの補強では、現役ドラフトで阪神の浜地真澄投手を指名し、阪神を戦力外となった岩田将貴投手も獲得した。さらにソフトバンクを戦力外となった笠谷俊介投手とは育成契約を結んだ。(Full-Count編集部)