「全国高校サッカー選手権・1回戦、矢板中央2-1岡山学芸館」(29日、フクダ電子アリーナ) 2年連続14回目出場の矢板中央(栃木)が前々回優勝校の岡山学芸館に快勝し、初戦を突破した。 前半はゴール前に高いボールを送り、こぼれ球から好機を度…

 「全国高校サッカー選手権・1回戦、矢板中央2-1岡山学芸館」(29日、フクダ電子アリーナ)

 2年連続14回目出場の矢板中央(栃木)が前々回優勝校の岡山学芸館に快勝し、初戦を突破した。

 前半はゴール前に高いボールを送り、こぼれ球から好機を度々つかんだが、集中力の高い相手守備の前にゴールは割れず。両校無得点で試合を折り返した。

 均衡を破ったのは後半17分。ドリブルで相手をかわしたMF平野巧(2年)が、ペナルティーエリア手前やや左から右足でミドルシュートを鮮やかに沈めて先制した。さらに同38分、ペナルティーエリア内にドリブルで切れ込んだMF永井健慎(2年)のパスをFW堀内風希(3年)が流し込んで追加点。試合終了間際に相手FW香西健心(3年)に直接FKを決められたものの、逃げ切った。