<全国高校ラグビー大会:東海大静岡翔洋21-17山形中央>◇1回戦◇28日◇大阪・花園ラグビー場2年ぶり13度目出場の東海大静岡翔洋が、前回出場の22年に続く初戦突破を決めた。2年連続30度目出場の山形中央に21-17の逆転勝利。途切れない…
<全国高校ラグビー大会:東海大静岡翔洋21-17山形中央>◇1回戦◇28日◇大阪・花園ラグビー場
2年ぶり13度目出場の東海大静岡翔洋が、前回出場の22年に続く初戦突破を決めた。
2年連続30度目出場の山形中央に21-17の逆転勝利。途切れない運動量と強固なディフェンスで接戦を制した。難しい初戦を勝ち切った就任5年目の津高宏行監督(41)は「緊張もあって攻守で受けに回っていた。選手には焦らずに落ち着いて戦うように伝えた」と振り返った。
先制パンチを食らっても、慌てなかった。前半2分、先制トライを献上。しかしその3分後、敵陣深くまで攻め込むとロック内田智也(2年)が、ゴール前でキックチャージ。流れを呼び込むプレーからインゴールに駆け込んで同点とした。「初めての花園で緊張したが、持ち味のジャンプ力をいかせた。ずっと手がジンジンだった」と笑顔。勢いそのまま、同26分にはスタンドオフ堀井涼太(3年)が逆転トライを挙げ、試合を優位に進めた。
7点リードで折り返した後半19分にも、ダメ押しトライを挙げて点差を広げるも、最終盤に相手の猛攻を受け21-17。最後は体を張った守りで逃げ切った。30日に行われる2回戦は関商工(岐阜)と対戦する。