阪神・湯浅京己投手(25)が28日、来年1月に沖縄で自主トレを行うことを明かし、「キャンプを耐えられる体作りをしたい。手術前に右足をかばっていたフォームの癖を直せるように」と基礎固めに励む。 今季は8月末に「胸椎黄色靱帯骨化切除術」を受け…

 阪神・湯浅京己投手(25)が28日、来年1月に沖縄で自主トレを行うことを明かし、「キャンプを耐えられる体作りをしたい。手術前に右足をかばっていたフォームの癖を直せるように」と基礎固めに励む。

 今季は8月末に「胸椎黄色靱帯骨化切除術」を受けたが、既にブルペンに入るなど経過良好。沖縄では術前に「感覚がなかった」右足と、「力が入りづらくなっていた」術創部周りの筋肉の使い方を確認し、胸椎や脇腹など、しびれがあった箇所を中心にトレーニングを積む。

 リハビリ期間の選手が自主トレを球団から離れた場所で行うことは異例だが、そこには意図がある。術後、急激に気温が低下した日に右足にしびれを発症。主治医に相談し、現在は暖かい環境を重視してリハビリを行うことで症状は改善されているという。

 チームメートの小幡、茨木、楽天・林と合同で行う沖縄自主トレ。「トレーニングのレベルを上げて、投球フォームにつなげる。何事もなくシーズンを乗り切る準備を」と意気込み、完全復活に向け、南国で鍛え上げる。