「ヤンググランプリ2024・G2」(28日、静岡) 121期卒期チャンプの纐纈洸翔(22)=愛知・121期・S2=が同期対決を制して初タイトルを手に入れた。 目標の村田祐樹(富山)が最終2角7番手から仕掛けるも不発だったが、3角で空いた内…

 「ヤンググランプリ2024・G2」(28日、静岡)

 121期卒期チャンプの纐纈洸翔(22)=愛知・121期・S2=が同期対決を制して初タイトルを手に入れた。

 目標の村田祐樹(富山)が最終2角7番手から仕掛けるも不発だったが、3角で空いた内へ潜り込み、直線は中野慎詞(岩手)、太田海也(岡山)の踏み合いを横目にイン強襲で突き抜けた。

 「内に突っ込んだ時は空いてくれと思ったし、イチかバチかでと思っていました。(ゴール後)みんなからおめでとうと言われたので、優勝したんだって感じでした」とレースを振り返り白い歯がこぼれていた。

 愛知支部では2014年に優勝した兄弟子の近藤龍徳(愛知)以来となるヤンググランプリ制覇。「(近藤さんから)来る前に連絡がきて「自信を持って行け、気持ちだけは負けるなと」と言われたので、根拠のない自信を持って行けました」と振り返った。来年は地元の名古屋でG1・日本選手権(4月29日~5月4日)が行われる。年末をいい形で締められただけに、さらなる飛躍が期待できそうだ。