ファジアーノ岡山がMF山田恭也(23)の現役引退を発表した。 山田は地元岡山の出身で、2020年にU-18からトップ昇格。22年にレンタル移籍した高知ユナイテッドSCではJFL26試合出場も、岡山トップチームではなかなか試合に絡めず、今季序…
ファジアーノ岡山がMF山田恭也(23)の現役引退を発表した。
山田は地元岡山の出身で、2020年にU-18からトップ昇格。22年にレンタル移籍した高知ユナイテッドSCではJFL26試合出場も、岡山トップチームではなかなか試合に絡めず、今季序盤戦にレンタルで在籍したヴェルスパ大分(JFL)でも出場1試合にとどまっていた。
「2024シーズンをもちまして、サッカー選手を引退することを決めました。サッカーを始めて18年間、僕に関わってくださった全ての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました」
「18年間のサッカー生活のうち、11年間をこのファジアーノ岡山というクラブにお世話になりました。僕にとって生活の一部にファジアーノ岡山がありました。育成組織に入り、より身近にプロというものを感じるようになり、絶対にここに立って活躍するということを目標に今までやってきました」
「素晴らしい方々に恵まれ、お世話になりここまで来ることができましたが、プロでの5年間は結果を出せず、もどかしい日々が続きました。しかし、最高のチームメイト、スタッフ、サポーターの方々のお陰でここまでプレーすることができました。ありがとうございます」
「ファジアーノ岡山、高知ユナイテッドSC、ヴェルスパ大分での日々が僕にとっての宝物です」
「僕にとって最後のシーズンに、ファジアーノ岡山がJ1昇格を成し遂げました。僕がまだアカデミーに入りたての頃は、口にはしていても遠くに感じていたものでしたが、そのJ1の舞台にファジアーノ岡山がいることは感慨深く、とても嬉しいことです」
「ただ、その力に僕がなれませんでしたが、その悔しさを違う形に変えて、次のステージでぶつけていきたいと思います。この悔しさが、これからの僕にとっての原動力になると確信しています」
「これまで多くの方の支えがあり、今の僕がいます。いつかそんな誰かを支えられるような自立した人間になれるように日々精進していきます。僕にとって幸せな18年間のサッカー生活でした。僕に関わってくださった全ての皆さま、ありがとうございました」