J1浦和は28日、町田に期限付き移籍していたMF柴戸海が復帰すると発表した。 29歳の柴戸は明大から18年に浦和でプロ入り。対人守備が武器のボランチとして19年から主軸を担い、21年の天皇杯決勝・大分戦では強烈な左足ボレーシュートで決勝ゴ…
J1浦和は28日、町田に期限付き移籍していたMF柴戸海が復帰すると発表した。
29歳の柴戸は明大から18年に浦和でプロ入り。対人守備が武器のボランチとして19年から主軸を担い、21年の天皇杯決勝・大分戦では強烈な左足ボレーシュートで決勝ゴールを呼び込み、優勝に貢献した。
23年はリーグ戦の出場が8試合と出番が限られ、今季は町田に期限付き移籍。リーグ戦22試合に出場し、クラブ初のJ1で3位に入ったチームの躍進を支えたが、9月26日に左ひざ軟骨損傷で手術を受けて離脱していた。
柴戸はクラブを通じて「再び浦和レッズのユニフォームを着てプレーできる機会をいただき、感謝します。1年前、出場機会を求めてFC町田ゼルビアへの期限付き移籍を決断しました。この期限付き移籍は、苦悩の選択でした。なぜなら、22番の背番号に変更し覚悟を持って闘うと決めた自分、認めてくれたクラブ、期待してくれたファン・サポーター、そして阿部勇樹さんを裏切ることになってしまうのではないかと考えていたからです。でもそんなときに、阿部さんから背番号をいただいたときにかけてもらった『海らしく頑張れ』という言葉を思い出しました。その言葉のおかげで心が軽くなったのを今でも覚えています。またこの背番号を付けて浦和レッズの選手として闘い、チームの勝利により貢献していくためには、何をすべきなのかを考え続けていました。1年間、外の世界へ出て得てきたものは大きいと思います。来シーズンは、22番に変更したとき以上の覚悟を持って闘いたいと思います。まずは怪我をしっかり治して、1日でも早く埼玉スタジアムで再会できるのを楽しみにしています」とコメントした。