◆卓球◇Tリーグ(28日、東京・代々木第二体育館) リーグ2位の木下アビエル神奈川(神奈川)が、同6位の京都カグヤライズ(京都)を4―0で下し、今季11勝目(2敗)を挙げた。団体戦で第1試合のダブルスは、2023年世界選手権銅メダルの木原美…

◆卓球◇Tリーグ(28日、東京・代々木第二体育館)

 リーグ2位の木下アビエル神奈川(神奈川)が、同6位の京都カグヤライズ(京都)を4―0で下し、今季11勝目(2敗)を挙げた。団体戦で第1試合のダブルスは、2023年世界選手権銅メダルの木原美悠、長崎美柚組が2―0で先勝。第2試合のシングルスは、パリ五輪団体銀メダルの張本美和が、中村泉月を3―1で下した。今季は海外での試合と並行して出場し、個人での2ケタ勝利に到達した。

 第3試合は長崎が出雲美空に3―0で快勝し、単・複2勝。この時点で神奈川が3勝し、勝負を決めたが、リーグ独自のルールで第4試合を行い、パリ五輪団体銀の平野美宇が3―0で勝ち、ボーナス1点を加え、首位の日本ペイントに勝ち点2差に迫った。平野も国際大会に出場しながら、主将としてもチームを引っ張り、リーグ2位に並ぶ今季11勝目をつかんだ。

 単・複2勝で貢献した長崎が、インタビューに応じ「試合前日にオーダーを伝えて頂き、大事な役割だったので、2勝できるように頑張りました。(ダブルスは)京都のペアとは初対戦でしたが、自分たちのいいプレーを心がけて、結果勝つことができてうれしかった。アウェー戦で出雲選手と対戦し、負けていたのでリベンジの気持ちで臨みました」と満足げに語った。