プロレスリング・ノアは28日、都内で会見を開き、1・1日本武道館大会でGHCタッグ王者の丸藤正道、杉浦貴に「T2000X」のジャック・モリスと組んで挑戦する「史上最大のX」が正体を現した。 モリスが飛行機の到着が遅れ欠席。代わりに「T20…
プロレスリング・ノアは28日、都内で会見を開き、1・1日本武道館大会でGHCタッグ王者の丸藤正道、杉浦貴に「T2000X」のジャック・モリスと組んで挑戦する「史上最大のX」が正体を現した。
モリスが飛行機の到着が遅れ欠席。代わりに「T2000 X」のヨシタツ、ダガが登場し「会社が用意したチケットで遅れた。オレたちははめられた」と憤慨した。
そして登場した「X」は、WWEのオモスだった。身長2メートル21センチ、体重180キロ、足のサイズは35センチとなる「史上最大」の男は、会見に出現するとおもむろに女性の司会者を呼び寄せ一気に抱え上げるパフォーマンスを敢行。そして、ヨシタツ、ダガと共にXポーズを披露した。
オモスは「モリスが(武道館に)着かなかったとしてもオレ1人で相手2人を1分以内に仕留めてやる」と予告した。ヨシタツは「ニューメンバーだ」と宣言。会見でオモスは記者から試合が久々で体調を聞かれると「コンディションが良くなかったら来ねぇだろ」とヨシタツが通訳した。ノアでのターゲットを「このリングで足跡を残す」と意欲を見せた。
会見後にはGHCタッグ王座を奪取すればWWEでの防衛戦を「同じプロレスだから、いいんじゃないか」と予告していた。
オモスは、1994年5月16日、ナイジェリア・ラゴス生まれの30歳。大学までバスケットボールで活躍し2019年1月にWWEと契約。7月にデビュー。21年のレッスルマニア37でAJスタイルズとくんでロウ・タッグチーム王座を獲得。22年のレッスルマニア38にてボビー・ラシュリーと対戦し敗れた。23年のレッスルマニア39ではブロック・レスナーに敗れた。
◆1・1日本武道館大会全対戦カード
▼ダブルメインイベント2・GHCヘビー級選手権試合
王者・清宮海斗 VS 挑戦者・OZAWA
▼ダブルメインイベント1・スペシャルシングルマッチ NEW YEAR FIRST DREAM
中邑真輔 VS 佐々木憂流迦
▼GHCタッグ選手権試合
王者組・丸藤正道、杉浦貴 VS 挑戦者組・ジャック・モリス、オモス
▼GHCナショナル選手権試合
王者・征矢学 VS 挑戦者・マサ北宮
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合 60分3本勝負
王者・ダガ VS 挑戦者・Eita
▼第5試合・スペシャルシングルマッチ
拳王 VS “想い人”KENTA
▼第4試合・シングルマッチ Brother vs Brother
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. VS ガレノ・デル・マル
▼第3試合・シングルマッチ1分1本勝負
藤田和之 vs 小田嶋大樹
▼第2試合・8人タッグマッチ NEW YEAR LIMIT BREAK
潮崎豪、モハメド ヨネ、小峠篤司、大原はじめ VS 藤田和之、石川修司、遠藤哲哉、ブラックめんそーれ
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合/3WAYマッチ
王者組・HAYATA、YO―HEY VS 挑戦者組・AMAKUSA、宮脇純太 VS 挑戦者組・アレハンドロ、カイ・フジムラ
※最初に勝利したチームが、この試合の勝者。
▼ダークマッチ・NOAH THE RUMBLE(午後3時15分・試合開始
出場選手→小田嶋大樹、大和田侑、晴斗希、谷口周平、タダスケ、菊池悠斗ほか全13選手が出場。
※2名の選手の対戦から開始、60秒ごとに選手が入場し対戦に加わっていく全13選手によるランブル戦。勝敗は、フォール、ギブアップの他にトップロープ越しに場外に落ちると失格となる「オーバー・ザ・トップロープ」形式を採用。優勝者にはどのGHCタイトルにも挑戦できる権利が与えられる。