◆ プレミアリーグ第18節 ブライトン0-0ブレントフォード (27日) プレミアリーグの第18節が前日に引き続き2試合行われ、日本代表MF三笘薫(27)が所属するブライトンはホームで12位ブレントフォードと対戦。三笘はこの試合も4-2-3…

◆ プレミアリーグ第18節 ブライトン0-0ブレントフォード (27日)

 プレミアリーグの第18節が前日に引き続き2試合行われ、日本代表MF三笘薫(27)が所属するブライトンはホームで12位ブレントフォードと対戦。三笘はこの試合も4-2-3ー1の1・5列目左サイドで先発。しかし年末年始の過密日程で30日にアストンビラとのアウェイ戦を控えるブライトンのヒュルツェラー監督は後半22分の早い段階で三笘の代わりにアディングラを起用。ブライトンは24本のシュートを放ち、その内7本を枠内に集めながらゴールを奪えず、0-0のスコアレスドローで試合を終えた。

 ボールを持っては何度も仕掛けた。そして何度も左サイドから危険なクロスを放った。前半の43分には左足で強烈なハーフボレーのシュートも打った。さらには後半14分にはヘディングシュートも放った。5戦勝ち星がないブライトンの悪い流れを断ち切るために三笘が奮闘した。

 しかし27歳日本代表MFは「いや全然ですね。最終的なところのクリエイトができていないんで。(満足できる)シュートも打っていないし」と語り、結果が出なかった試合を悔やんだ。

 攻めに攻めたが、0-0のスコアレスドローに終わった。相手をゼロに抑えたことに関しては「良かったです」と言ったが、点を取れなかったことで、自分を含め「前の責任は重いと思います」と話し、勝利を逃した責任と対峙した。

 ただし「コンディションは悪くない」という。本人は「もっとやりたかった」と話したが、後半22分の早い段階で交代。30日にアウェイで戦うアストンビラ戦をにらんだ采配であることは違いない。

 これで6戦勝ち星がないブライトンだが、三笘は「結果出ないと一人一人が他のところに目線が行ったり、自分自身に向き合えきれないこともあると思うのですが、そういう時こそ逆に成長できるチャンスだと思って、やっていくしかないと思います」と語って、逆境に強く立ち向かう姿勢を見せてスタジアムを後にした。