タイガースは27日(日本時間28日)、ヤンキースからFAとなっていたグレイバー・トーレス内野手(28)と1年契約で合意したと発表した。複数の米メディアによると、契約金は1500万ドル(約23億3000万円)だという。ベネズエラ出身のトーレス…
タイガースは27日(日本時間28日)、ヤンキースからFAとなっていたグレイバー・トーレス内野手(28)と1年契約で合意したと発表した。複数の米メディアによると、契約金は1500万ドル(約23億3000万円)だという。
ベネズエラ出身のトーレスは2013年に海外アマチュアFAとしてカブスと契約してプロ入り。マイナー時代の16年にヤンキースにトレードされ、18年にメジャーデビューした。当初は球団レジェンドの遊撃手デレク・ジーター氏の後継者として期待され、1年目に当時エンゼルスだった大谷翔平投手(30=ドジャース)、ヤンキースの同僚のミゲル・アンドゥハー内野手(29=アスレチックス)と新人王を争い、得票3位に入った。2年目は自己最多の38本塁打、90打点をマークし2年連続で球宴に選出された。
今季は154試合に出場し打率2割5分7厘、15本塁打、63打点で、シーズン終了後にFAとなった。タイガース移籍が決まったことを自身のX(旧ツイッター)でファンに報告し「ありがとう。16年からヤンキースは僕の家族でした。球団が愛情を注ぎ、支えてくれたおかげで、メジャーという少年時代の夢を実現できました」と感謝をつづった。