菅野の穴は「5勝×3人」-。巨人の阿部慎之助監督(45)が来季ローテについて、先発6番手を3人で回すプランを明かした。今季主に中継ぎを担った平内、伊藤、西舘が先発に転向。順当なら又木、堀田、横川を含め、6人で「チャレンジ枠」を争うことにな…
菅野の穴は「5勝×3人」-。巨人の阿部慎之助監督(45)が来季ローテについて、先発6番手を3人で回すプランを明かした。今季主に中継ぎを担った平内、伊藤、西舘が先発に転向。順当なら又木、堀田、横川を含め、6人で「チャレンジ枠」を争うことになる。
「誰か1人と言うと負担が掛かってしまう。3人か4人で15勝をと考えていますね」。指揮官が既に来季編成の一端を明かした。今季開幕投手を務めた戸郷を筆頭に、山崎伊、井上の開幕ローテ入りは確実。ここに田中将、グリフィンで既に5枠が埋まることになる。
「先発の枠は少ない。ただ、チャレンジさせようと思っている投手はたくさんいるので競争。3人なら5勝、5勝、5勝で、菅野の15勝というのを計算できればいい」
今季8勝でブレークした井上のように、若手の台頭が連覇に欠かせない。マルティネスが加入した救援陣が盤石なだけに、先発は近未来を見据え勝ちながら育てることができる。「いい投手はたくさんいる。競い合って15勝…それ以上いってくれたらうれしい」と指揮官。1枠を懸けたサバイバルレースが、チーム力アップの相乗効果も担う。