精華女子は、大会2連覇中の京都精華学園に2点差まで詰め寄った。17歳以下日本代表に選ばれた清藤優衣が序盤から躍動。3点シュートを要所で決め、身長174センチの体をぶつけながらのレイアップもさえた。 ただ、43―44で始まった後半は一度もリ…
精華女子は、大会2連覇中の京都精華学園に2点差まで詰め寄った。17歳以下日本代表に選ばれた清藤優衣が序盤から躍動。3点シュートを要所で決め、身長174センチの体をぶつけながらのレイアップもさえた。
ただ、43―44で始まった後半は一度もリードできず。清藤は「(相手に比べ)攻撃が停滞する時間が多かった」。第3クオーター(Q)と第4Qのそれぞれ冒頭約4分は、フリースローを除いて無得点だった。
準々決勝で、優勝24度の桜花学園(名古屋短大付時代を含む)を1点差で破り、初の4強入り。この日もチーム最多となる25得点を挙げた清藤を中心に、強豪校に引けを取らない戦いを演じた。大上晴司コーチは「日本一になろうと練習したことで成長した」と選手たちをたたえた。