今季の推定年俸は6600万円…50試合には届かずも48試合に登板 ソフトバンクの津森宥紀投手が27日、みずほPayPayドームの球団事務所で契約更改交渉に臨み、700万円アップの年俸7300万円でサインした。「毎年投げてくれていると評価して…
今季の推定年俸は6600万円…50試合には届かずも48試合に登板
ソフトバンクの津森宥紀投手が27日、みずほPayPayドームの球団事務所で契約更改交渉に臨み、700万円アップの年俸7300万円でサインした。「毎年投げてくれていると評価してもらったので、納得してサインをさせてもらいました」と表情を緩めた。(金額は推定)
プロ5年目だった今季は48試合に登板して5勝2敗、17ホールド、防御率2.13という成績を残した。2021年から4年連続で40試合登板以上をマーク。ただ、8月は10試合に登板して防御率6.43と調子を落とした。「8月末の試合になるまでは順調というか、できがよかった。8月末の試合から、一気に落ちたので、そこが一番悔しかったです」と反省の言葉を口にした。
8月28日のオリックス戦(長崎)では、7回2死満塁から登板して3連続押し出し四死球を与え、マウンドで今宮健太内野手からゲキを飛ばされるシーンもあった。「個人としては、長崎の試合で調子を落とした。自分が投げているポジションを入れ替わってしまったので、そこが一番悔しかったです」。
調子の波があったものの、シーズンを通した活躍を評価された。オフは通算243セーブを誇るロッテ・益田直也と自主トレを行う。「700試合も投げていて、ホールドもセーブもすごい数字。体の強さや、1年間いい時も悪い時もあるんですけど、その時にどうやって乗り切っているのかを聞きたい。あとは練習をやる中で、自分に意味があるというか、引き出しを増やしていけると思いました」と前を向いていた。
「今年は50試合にいけなかったので50試合以上と、8月末に崩れてしまったので、1年間を通して勝ちパターンで、1年を終わりたいと思います」。来季もブルペンの一角として、リーグ優勝に貢献してみせる。(Full-Count編集部)