14セーブに23ホールド…リリーフとしての存在感が光ったシーズン ソフトバンクの松本裕樹投手が27日、みずほPayPayドームの球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。今季の推定年俸は7000万円から大幅アップの1億1000万円でサ…

14セーブに23ホールド…リリーフとしての存在感が光ったシーズン

 ソフトバンクの松本裕樹投手が27日、みずほPayPayドームの球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。今季の推定年俸は7000万円から大幅アップの1億1000万円でサイン。大台突破に「まずは一つの目標でもあり通過点でもありますので突破できてよかった」と頷いた。(金額は推定)

 プロ10年目を迎えた今季は、50試合に登板して2勝2敗、14セーブ、23ホールド、防御率2.89。セットアッパーを務めていたが、ロベルト・オスナ投手が離脱して以降は守護神にも座り、大車輪の活躍でブルペンを支えた。数字以上に、右腕の存在感が光ったシーズンでもあった。「トレーニングを昨シーズンより増やして、シーズン中も継続してできました」「(8回と9回では)球場の雰囲気が違うなと感じました」と振り返った。

 シーズン最後の登板は、9月4日の日本ハム戦(みずほPayPayドーム)だった。打者1人に四球を与えたところで降板。右肩痛を理由に登録抹消となり、現在はリハビリ組としてネットスローなどで調整を行っている。「しっかり体を仕上げて。肩の方は焦らずに、痛みなく投げることを最優先にしたいです」と意気込んだ。

 この日、先に契約更改交渉をした周東佑京内野手も6500万円アップの年俸1億1000万円でサイン。周東に続く大台突破となった。球団には「1軍の映像をリアルタイムでみられる環境があったらいいなということを伝えさせてもらいました」と要望をしたという。(Full-Count編集部)