◆第41回ホープフルS・G1(12月28日、中山競馬場・芝2000メートル)=12月27日、美浦トレセン 前走のアイビーSで2着だったピコチャンブラック(牡2歳、美浦・上原佑紀厩舎、父キタサンブラック)は、坂路で63秒5―14秒1をマーク。…

◆第41回ホープフルS・G1(12月28日、中山競馬場・芝2000メートル)=12月27日、美浦トレセン

 前走のアイビーSで2着だったピコチャンブラック(牡2歳、美浦・上原佑紀厩舎、父キタサンブラック)は、坂路で63秒5―14秒1をマーク。引き締まった体からは万全の態勢であることがうかがえる。前日に発表された枠順は外めの7枠15番だが、上原佑調教師は「内は嫌だと思っていたので、悪くないと思います」とプラスに捉えているようだ。

 前走は直線で進路を切り替える場面もあり、決して力負けの内容ではない。G1初制覇がかかる2年目の若きトレーナーは「初めて強く追われたことで戸惑いもあったみたいです。逆転は可能だし、チャンスだと思っています」と意気込んだ。