楽天阿部寿樹内野手(35)が、浅村に尊敬のまなざしを向けた。昨季からチームメートになった同じ右打ちで1学年下の主砲は、2000安打に残り36本、300本塁打に残り3本に迫るリーグを代表する強打者。「すごいですよね。ファン目線ですよ。こっちも…

楽天阿部寿樹内野手(35)が、浅村に尊敬のまなざしを向けた。昨季からチームメートになった同じ右打ちで1学年下の主砲は、2000安打に残り36本、300本塁打に残り3本に迫るリーグを代表する強打者。「すごいですよね。ファン目線ですよ。こっちも。すごいなと思います」。選手として学びたい部分は「全部です」と即答し「シンプルに見ていて楽しいんで」と続けた。

切磋琢磨(せっさたくま)してきた。本拠地での試合前は、2人そろって早出練習。ロングティーを行うなど日々刺激を受けてきた。阿部の本塁打数はチームトップだった浅村の14本に次ぐ9本。「長打は毎年打ちたいなと思いながら考えてやっていますけど、それに付随して出塁率も上げていきたい」と力を込めた。

来年1月の自主トレは2年連続、沖縄で浅村と行う予定だ。「それこそコンディションとか、トレーニングだったりとか、技術面とかかみ合わないとボールは飛んでくれないんで、そこは意識しながら」と強調。「基本、体づくりをしっかりして、けがしないように、1年間バテないようにやりたいと思う」と意気込んだ。