「ボクシング・WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(31日、大田区総合体育館) 7月の統一戦以来となる井岡一翔(志成)との再戦を受けた王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)が26日、朝に37・8度の発熱があったため、都内の志…
「ボクシング・WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(31日、大田区総合体育館)
7月の統一戦以来となる井岡一翔(志成)との再戦を受けた王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)が26日、朝に37・8度の発熱があったため、都内の志成ジムで予定していた公開練習を急きょ中止した。ジムにはトレーナーのロドリゴ・カラブレッセ氏が訪れ、中止の理由を説明。「どこかに出かけるという寒さを防ぎたい」とホテルで療養していることを明かした。
同トレーナーによれば、急激な温度差が原因だという。来日前はハイレベルのスパーリング相手を確保するため、米フロリダ州マイアミで合宿を行っており「トロピカルな気候のところから寒い日本に来た影響を受けた」と話した。
ただ、元々の平熱が37度と高く「本当に微熱程度」と強調。既に合宿で最終調整は終えており「(減量も)パーフェクトで、今は2キロくらいのオーバー。必ず試合ができると思っている」と試合実施には問題ないとした。
井岡陣営にも動揺はなかった。所属する志成ジムの二宮雄介マネジャーは「試合ができないレベルなら向こうから言ってくるし、大丈夫だろうと思う」と今回のアクシデントには悲観していなかった。