阪神・中川勇斗捕手(20)が来年1月に約2週間、鹿児島県内でDeNA・牧秀悟内野手(26)の合同自主トレに参加することが26日、分かった。牧は今季日本一の立役者となり、23年のWBCでは世界一に貢献。そして11月の「プレミア12」でも日本…
阪神・中川勇斗捕手(20)が来年1月に約2週間、鹿児島県内でDeNA・牧秀悟内野手(26)の合同自主トレに参加することが26日、分かった。牧は今季日本一の立役者となり、23年のWBCでは世界一に貢献。そして11月の「プレミア12」でも日本代表の中心として勝負強さを発揮した。
そんな若き主砲の極意を吸収したい。中川は「自分にはできていないバッティング技術をお持ちになられてますし」と尊敬のまなざしを向け、「特に変化球の待ち方、対応を聞いて自分のものにしたい」と意気込んだ。
牧はプロ4年ですでにベストナイン2回、最多安打、最多打点などのタイトルを獲得。「1軍でずっと安定した成績を残され、けがもされていませんし、野球に対する考え方や身体の部分に関しても聞いていきたい」と中川もその秘けつを学びたい考えだ。
合同自主トレには「プレミア12」で日の丸を背負った西武・古賀も参加する予定。秋季キャンプでは初めて外野にも挑戦した中川だが、「特に捕ってからの速さや、安定感などを吸収していきたい」ともちろん捕手としてもレベルアップしたい。貪欲な姿勢で多くのことを学び、高卒4年目の来季は飛躍を遂げる。