ヤクルト・高津臣吾監督(56)が、理想の1番打者に塩見泰隆外野手(31)の名前を挙げた。「あまり塩見、塩見って言いたくないけど」と重責を背負わすことにちゅうちょしながらも、「大きな存在であることは間違いない」と断言。不動のリードオフマンの…

 ヤクルト・高津臣吾監督(56)が、理想の1番打者に塩見泰隆外野手(31)の名前を挙げた。「あまり塩見、塩見って言いたくないけど」と重責を背負わすことにちゅうちょしながらも、「大きな存在であることは間違いない」と断言。不動のリードオフマンの復活を願い、ハッパをかけた。

 塩見は5月に左膝の前十字靱帯損傷、半月板損傷で長期離脱。全力プレーで負った代償は大きかった。手術を経て懸命なリハビリが始まったが、現在は9割ほどまで回復しており、契約更改の席では来季の復活を誓っていた。

 3年ぶりの覇権奪還を誓うチームにとって、連覇を支えた切り込み隊長の戦線復帰は欠かせない。高津監督も「足があって、長打力があって、得点圏でもいい打撃をする」とし「塩見がどういう状態でシーズンに入っていけるか」と最大のポイントに挙げた。