元サッカー日本代表のMF本田圭佑が26日、千葉・船橋市内で、昨年に続いて自らが考案した育成世代の4人制サッカー「4v4 JAPAN CUP 2024 RESPECT YOU, au」に参加した。大会の決勝後、U10とU12の各優勝チームV…

 元サッカー日本代表のMF本田圭佑が26日、千葉・船橋市内で、昨年に続いて自らが考案した育成世代の4人制サッカー「4v4 JAPAN CUP 2024 RESPECT YOU, au」に参加した。大会の決勝後、U10とU12の各優勝チームVSレジェンドチーム、レジェンドチーム同士によるスペシャルマッチが行われた。レジェンドチームには本田の他に、三浦知良、乾貴士、原口元気、宇佐美貴史、昌子源ら現役選手と、内田篤人さん、細貝萌さん、青山敏弘さんという豪華な面々が集まり、会場を沸かせた。

 取材に応じた本田は「レジェンド含めて色々な人が関わってくれた。この4v4を試合も盛り上がったんじゃないかと思います」と満足そうな表情を浮かべた。

 U10とU12との試合では手加減なしで真剣勝負に挑み、2連勝で圧倒。自らもゴールを決めた際には両手でガッツポーズをして喜んだ。本田は「一番はけがをしてほしくないと伝えた上で、勝ちに行く」と伝えたことを明かすと「僕が子供の時に勝利をアシストされたもうれしくない。本気で上を目指しているのであれば、今日負けたことをしっかりと体で感じて覚えて、明日から練習に生かすはず。明らかにそっち方が意味がある」と全力で挑んだ意図を説明した。

 スペシャルマッチとレジェンドマッチで共にプレーしたカズは、本田自らが直接電話をかけて勧誘したという。本田は「レジェンドすぎて、いい意味で浮いちゃう」とその存在感を笑顔で明かすと「裏での振る舞いやウォーミングアップの準備とか、表の姿だけじゃないことを見られたのは非常に価値がある。皆さんに見えていないそういう細かいところがカズさんたるゆえん。学べることが多かった」と振り返った。