京都国際のエースとして今夏の甲子園で京都勢68年ぶりの日本一達成に貢献した中崎琉生(るい)投手(3年)が26日、28年のドラフト1位でNPB入りを目指すことを誓った。関西スポーツ賞の団体賞を受賞し、小牧憲継監督(41)、主将の藤本陽毅内野手…

京都国際のエースとして今夏の甲子園で京都勢68年ぶりの日本一達成に貢献した中崎琉生(るい)投手(3年)が26日、28年のドラフト1位でNPB入りを目指すことを誓った。

関西スポーツ賞の団体賞を受賞し、小牧憲継監督(41)、主将の藤本陽毅内野手(3年)、奥井颯大捕手(3年)と大阪市内で行われた表彰式に出席。悲願の初優勝を飾った1年について「春のセンバツで悔しいことも経験したんですけど、それ以上に夏の甲子園で優勝できたうれしいが大きくて、心身ともに大きく成長できた、充実した1年でした」と振り返った。

卒業後は国学院大(東都)への進学が決まっており「プロで活躍するために、プロ志望届を出さずに大学進学を決めたので。野球に真摯(しんし)に向き合って、4年後にドラフト1位でプロに入団できるように頑張りたいです」と力強く宣言した。

中大(東都)に進学予定の藤本主将は「最終的な目標はプロで活躍すること。この4年間で心技体兼ね備えて、4年後しっかりドラフト上位でプロ野球選手になれるように頑張っていきたいと思います」と話した。

強豪チームの大学への進学が内定している奥井は「『この甲子園優勝が人生にピークになるな』って小牧さんからも言っていただいてるので。4年間しっかりと土台作りを頑張って、4年後支配下選手としてプロに行けるように頑張りたいと思ってます」。3人そろって将来的なプロ入りを目標に掲げた。