<シュートボクシング(SB):BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024大会>◇26日◇東京・東京ドームシティーホールラジャダムナンスタジアム認定3階級制覇王者・吉成名高(23=エイワスポーツジム)が、スーパー…
<シュートボクシング(SB):BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024大会>◇26日◇東京・東京ドームシティーホール
ラジャダムナンスタジアム認定3階級制覇王者・吉成名高(23=エイワスポーツジム)が、スーパーフライ級(52・16キロ)OFGムエタイルール3分3Rで、現在ONEなどが採用しているオープンフィンガーグローブ(OFG)でのムエタイに初挑戦。1R2分57秒、飛びヒザ蹴りでバックチョー・シックンナ(20=タイ)にTKO勝ちした。
吉成は初のOFG戦で、珍しくバックチョーの右ストレートを被弾する場面もあったが、その後、右フックでダウンを奪うと、最後は左ヒザを顔面に突き刺して圧勝した。
試合後には「自分、距離感を読み間違えて攻撃を被弾するってことがあまりないんですけど、今日は1発ノーモーションの右のストレートをもらってしまって。そこがすごい自分の予想を超えてきたなという印象でした」と話し、初のOFGについては「やっぱ(グローブが)小さいなっていう。相手のパンチがちょっと見づらかったなっていうのがあって。あとハイキックを返された時に、いつものグローブだったら弾けるなっていうのがちょっとかすっちゃって。そういうところも気をつけなきゃいけないなっていうのを試合中に思いました」と振り返った。パンチをもらった直後の「効いてないよ」というジェスチャーも「まったく覚えていない」という。
それでも全体的に見れば余裕の35連勝。「面白かったです。めちゃくちゃ。(最後の場面は)パンチに意識はいってるだろうなと思ったので、パンチにいくふりをして二段でいったら当たるかなと思って、当たったんですけど。自分、試合で飛びヒザ蹴りを当てたことが一度もなくて、すごいうれしかったです」と笑顔を見せた。
来年については「自分は今ラジャのチャンピオンで、強い相手を迎えてのスーパーファイト、防衛戦が現地でももちろんありそうですし。ONEチャンピオンシップに(いとこの吉成)士門が出たりということもあって、いろんな選択肢が出てくる年になると思う」と説明し、さらなる飛躍を期していた。
<GROUND ZERO途中経過>
▼オープニングファイト第1試合 51・5キロ契約エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
○片山魁(TEAM FOREST) 判定3-0 ×和田修虎(橋本道場)
▼オープニングファイト第2試合 55キロ契約エキスパートクラスルール3分3R延長無制限R(ヒジあり)
○笠原直希(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級1位) 判定3-0 ×庄司理玖斗(NJKF拳乃会/NJKFスーパーバンタム級6位)
▼第1試合 70キロ契約エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
○都木航佑(キャピタルレイズfighting GlaNz/SB日本スーパーウエルター級1位) 判定3-0 ×ピラポン・ノーナクシン(タイ)
▼第2試合 61キロ契約エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
○手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/香港Energy Fightスーパーフェザー級王者、SB日本スーパーフェザー級1位) KO・3R1分13秒(フロントチョーク) ×成尾拓輝(究道会館/HOOST CUP日本ライト級王者)
▼第3試合 44・5キロ契約エキスパートクラスルール3分3R延長無制限R
○MISAKI(TEAM FOREST/SB日本女子アトム級王者) 判定3-0 ×撫子(GRABS kickboxing studio/元ミネルヴァ・ピン級王者)
▼第4試合 53キロ契約KNOCK OUT-BLACKルール3分3R延長1R
○柿崎瑠(クロスポイント大泉) TKO・3R1分58秒(レフェリーストップ) ×佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズジム/SB日本バンタム級王者)
▼第5試合 66キロ契約RIZIN・MMAルール5分3R
○奥山貴大(NEXSOPORTS/GSB/SB日本ウエルター級王者) 一本勝ち・1R1分15秒(腕ひしぎ逆十字固め) ×白川ダーク陸斗(ジャパン・トップチーム)
▼第6試合 61・5キロ契約RISEルール3分3R延長無制限R
○笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者) 判定3-0 ×GUMP(TEAM TEPPEN/第9代DEEP☆KICK-60キロ王者、RISEスーパーフェザー級7位)
▼第7試合 スーパーフライ級(52・16キロ)OFGムエタイルール3分3R
○吉成名高(エイワスポーツジム/WBCムエタイダイヤモンドスーパーフライ級王者、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王者) TKO・1R2分57秒(飛びヒザ蹴り→レフェリーストップ) ×バックチョー・シックンナ(タイ)