米メディア「ブリーチャー・レポート」が大谷の1年を振り返った ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、AP通信の「今年の男性アスリート」に選出された。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は球団CEOのコメントとともに…

米メディア「ブリーチャー・レポート」が大谷の1年を振り返った

 ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、AP通信の「今年の男性アスリート」に選出された。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は球団CEOのコメントとともに、大谷の偉業を振り返った。

 移籍1年目の今季は、前人未到の「54本塁打&59盗塁(54-59)」をマーク。2年連続の本塁打王、130打点を挙げて初の打点王に輝き、2年連続3度目となるリーグMVPにも選出された。

「この30歳は、キャリア初めてとなったプレーオフの間も、ビッグモーメントを迎えた」。プレーオフでは地区シリーズ初戦で3ランを放ち、リーグ優勝決定シリーズでは打率.364、出塁率.548、長打率.636を記録。チームをワールドシリーズ制覇に導いた。

 記事ではドジャースのスタン・カステンCEOがMLB公式サイトの取材で「オオタニが『新たなファンを(ドジャースに)もたらした』と語った」ことを取り上げた。

 大谷は昨オフにドジャースと10年7億ドル(1100億円)の契約を結んだ。チームは多くの日本企業とスポンサー契約を結ぶなど、プレー以外でも数多の利益をチームにもたらした。CEOはMLB公式サイトの記事で「我々は控えめな予想をしていた。実際には、すばらしいを超えている」と、想像以上の“大谷効果”に驚いていた。

「ブリーチャー・レポート」は「オオタニは野球ファンが夢中のままでいるための、新たな方法を見つけ続ける」と、これからも野球を見る者を虜にしていく存在だと強調。2025年はどのようなプレーでファンを楽しませるのか。(Full-Count編集部)