関西運動記者クラブが24年に活躍した団体、選手をたたえる「第68回関西スポーツ賞」の表彰式が26日、大阪市内のホテルで行われ、ヴィッセル神戸が団体表彰を受けた。神戸はJ1連覇と天皇杯優勝で、昨年に続く表彰。表彰式に出席し、記念盾を受け取った…
関西運動記者クラブが24年に活躍した団体、選手をたたえる「第68回関西スポーツ賞」の表彰式が26日、大阪市内のホテルで行われ、ヴィッセル神戸が団体表彰を受けた。
神戸はJ1連覇と天皇杯優勝で、昨年に続く表彰。表彰式に出席し、記念盾を受け取ったDF山川哲史(27)は「天皇杯とJリーグを優勝して関西を盛り上げられたと思う。ヴィッセル神戸としてもっともっと成長して、いいニュースを関西に届けられるように頑張りたい」と今後も良い結果を出し続けることを誓った。
今季の山川は、出場停止の1試合をのぞく37試合に先発出場。ハイパフォーマンスを続けて吉田孝行監督(47)から絶大な信頼を得て、優秀選手賞も受賞した。DF北本久仁衛(現コーチ)や、元ベルギー代表DFトーマス・フェルマーレンらが過去につけた背番号4を背負い、副将として臨んだ山川にとって、昨季に続いて充実した1年になった。
現在はオフシーズンだが、来季も開幕からアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)との連戦が控えることもあり「ゆっくりはできてはいない。もうみんなトレーニングをしていると思う」と再始動済み。来季に向けては「Jリーグ3連覇とアジアNo.1を目指せる位置にいるので、そこは明確に狙っていきたい。その過程で練習の中から競争と共存を体現していきたい」と力強く話した。