日本ハム今川優馬外野手(27)が26日、エスコンフィールドでファンに感謝のブルペン投球を行った。フェンスなどがピカピカの状態の中での“投球練習”は気持ちよかった。今川 (ブルペン内も)砂埃とか付いていたんですけど、めっちゃキレイになっていま…

日本ハム今川優馬外野手(27)が26日、エスコンフィールドでファンに感謝のブルペン投球を行った。フェンスなどがピカピカの状態の中での“投球練習”は気持ちよかった。

今川 (ブルペン内も)砂埃とか付いていたんですけど、めっちゃキレイになっていました。やりやすいですね。ピッチャーじゃないですけど(笑い)。

気分よく投げられたのも、すべてファイターズファンのおかげだ。この日は午後2時から約140人のファンが参加した「エスコンフィールド大掃除」が実施された。両翼のブルペンや内外野のフェンスなどの汚れを落としてくれていた。

今川 グラウンドへ入ってきた時にびっくりしました。エスコンフィールドをきれいにしていただいて、本当に感謝の気持ちです。

その参加者たちもブルペンをのぞき込み、プレミアムな“今川ブルペン”を堪能した。そもそも狙いは何なのか。

今川 (外野からの)スローイングにつなげるために定期的にブルペンに入るようにしています。トレーニングや体の使い方をしっかりやれば、誰でも球速が上がることも証明できるのかなと。150キロを目指そうと思います。

中学までは投手。東海大四(現東海大札幌)でも続けたかったが、「最初にピッチャーやりたい人が手を挙げる時間があったけど、手を上げられなくて…そこから野手の道を」と断念したという。「ピッチャーの未練を外野のスローイングに」と2軍調整中の夏は球速132キロだったが、秋には141キロへアップ。さらに球速を9キロ上げて、来季は150キロ台のきれいなレーザービームを決める。【木下大輔】