「バドミントン・全日本総合選手権」(26日、武蔵野の森総合スポーツプラザ) 女子ダブルス1回戦が行われた。パリ五輪銅メダルの“シダマツ”こと志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)が、佐藤灯、田口真彩組(ACT SAIKYO)を2-0(21-…

 「バドミントン・全日本総合選手権」(26日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 女子ダブルス1回戦が行われた。パリ五輪銅メダルの“シダマツ”こと志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)が、佐藤灯、田口真彩組(ACT SAIKYO)を2-0(21-7、22-20)で下し、初戦を突破した。

 1年間を通して戦うワールドツアーの影響で、年の瀬に開催される全日本総合選手権は棄権が続いていた。今回は3大会ぶりの出場。志田は「1年の最後を良い形で終われたら」と初Vを見据え、松山は「(今年は)一度もツアーで優勝がなかった。全日本で取れるように」と意気込んだ。

 今大会後は松山が約2週間の休養を取り、その間に志田は16年リオデジャネイロ五輪金メダルの松友美佐紀(BIPROGY)と組んで国際大会2試合に出場する。臨時ペア結成は志田から打診したと明かし、「まだまだスキルアップしたい気持ちがある。松友さんは意識が高くて、金メダルを取るほどすごいものを持っている憧れの選手。こういう機会があれば組みたいと思っていたので、お願いした」と語った。