女子サッカーWEリーグのINAC神戸・ジョルディ・フェロン監督(46)とDF三宅史織(29)、広島・吉田恵監督(51)とDF左山桃子(32)が26日、クラシエカップ決勝(29日、国立競技場)に向けたオンライン会見に出席した。 初優勝を狙う…

 女子サッカーWEリーグのINAC神戸・ジョルディ・フェロン監督(46)とDF三宅史織(29)、広島・吉田恵監督(51)とDF左山桃子(32)が26日、クラシエカップ決勝(29日、国立競技場)に向けたオンライン会見に出席した。

 初優勝を狙うINAC・三宅は「今季一つ目のタイトルを取れるチャンス。1週間前に皇后杯準々決勝で広島と対戦して勝ったが、相手のチャンスで助かったというのもある。崩して点を取ったわけではないのでまた違う試合になる。チャレンジャーとして全力でやる」と初優勝へ意気込みを示した。フェロン監督も「今季はいくつかタイトルを取れる位置に来ている。リーグ戦は2位、皇后杯も(ベスト4で)上に行けるチャンスがある。まずカップ戦を狙いに行きたい」と話した。

 連覇がかかる広島・吉田監督は「チーム立ち上げ4年目で、初めて国立で戦えることに喜びを感じている。サッカーの聖地である国立で連覇のかかる試合ができるのは意義深い。選手たちも聖地でカップ戦を取りたいという気持ちで戦ってくれると思う」と期待をかけた。左山も「国立でレジーナのサッカーを多くの人に見てもらえる。私自身も国立でサッカーをするのは初めてなので楽しみ」と胸を躍らせた。

 優勝チームには賞金1000万円、準優勝チームには500万円が贈られる。