第77回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)は25日、東京都代表の男女3チームの試合があった。男子2回戦では八王子学園八王子が富田(岐阜)に80―61で快勝。国学院久我山は鳥取城北を相手に65―84で敗れた。女子3回戦で…

 第77回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)は25日、東京都代表の男女3チームの試合があった。男子2回戦では八王子学園八王子が富田(岐阜)に80―61で快勝。国学院久我山は鳥取城北を相手に65―84で敗れた。女子3回戦では東京成徳大が強豪の桜花学園(愛知)と対戦したが、61―99で敗退した。

 国学院久我山は最終第4クオーターに力尽きた。試合序盤は最大10点リードしたが、相手チームの留学生の攻略に苦戦。徐々に追い上げられて逆転を許すと、終盤は点差を広げられた。

 フル出場した村田桂次郎主将がチーム最多の21得点。初戦の37得点に続き、大会屈指の得点力を見せつけたが、途中から足がつっていたという。「逃げ切るつもりだったけど、3ポイントシュートが決まらなかった」。チームの生命線であり、初戦で40%を超えた長距離シュートの成功率が全体で25%にとどまった。

 目標としていた日本一には届かなかったが、「点差が離れてもベンチでみんなが応援してくれて、それが楽しかった」。Bリーグ青森ワッツの特別指定選手に登録された久我山のエースに悔いはなかった。(佐野楓)