【秋田】世界の本塁打王、王貞治さん(84)=プロ野球ソフトバンク会長=が24日、県庁に佐竹敬久知事を訪ね、来夏に大仙市で開催される第31回世界少年野球大会への協力を求めた。王さんは、県などとともに大会を主催する世界少年野球推進財団の理事長…
【秋田】世界の本塁打王、王貞治さん(84)=プロ野球ソフトバンク会長=が24日、県庁に佐竹敬久知事を訪ね、来夏に大仙市で開催される第31回世界少年野球大会への協力を求めた。王さんは、県などとともに大会を主催する世界少年野球推進財団の理事長を務めている。
この大会は日米の本塁打王、王さんと故ハンク・アーロンさんが提唱。1990年、米ロサンゼルスで第1回大会が開かれ、以降は主に日本で開催されてきた。今回の日程は来年7月30日から9日間。予定では、日本を含む10を超える国・地域の子どもを招き、野球教室や交流試合を行う。
王さんは知事との会談後、記者団に「野球をやって友達をたくさん作ってもらいたいし、健康な体にもなってもらいたい」と話し、「正しい野球を覚えて、甲子園を目指すような子どもがたくさん出てきてほしい」と、期待を寄せていた。(隈部康弘)